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ミュージカル『ビリー・エリオット』【観劇メモ】

ミュージカル 「ビリー・エリオット」を初観劇してきました。名前は知っていたものの、映画も見たことがなく、前日に思い立ってチケット入手し初めて見てきました。雑ですが感想を書き残しておきたいと思います。

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演目: ミュージカル「ビリー・エリオット
日時: 2020年10月4日(日)12:00~
場所: TBS赤坂ACTシアター
キャスト: ビリー/中村海琉、お父さん/橋本さとしウィルキンソン先生/柚希礼音、おばあちゃん/阿知波悟美、トニー(兄)/中河内雅貴、オールダー・ビリー/永野亮比己、マイケル/日暮誠志朗

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*作品について(HPより引用)

リトル・ダンサー』の邦題で上映されたヒット映画(原題:『Billy Elliot』、監督:スティーヴン・ダルドリー)をミュージカル化した舞台。2005年5月にロンドンで開幕、翌年オリヴィエ賞で4部門(最優秀新作ミュージカル賞・最優秀作曲賞など)を受賞。2008年にはブロードウェイに進出、翌年のトニー賞で最優秀ミュージカル脚本賞・最優秀ミュージカル演出賞など10部門を制覇した。ミュージカル版は映画に続き、名匠スティーヴン・ダルドリーが演出。2017年の日本初演は大好評を博し、読売演劇賞 審査員特別賞、菊田一夫演劇大賞などを受賞した。

トニー賞で多く賞を獲った作品だからか、名前はよく聞いていました。ようやく見ることができて嬉しい。。

脚本・歌詞:リー・ホール
演出:スティーヴン・ダルドリー
音楽:エルトン・ジョン

というなかなかのクリエイター作品だから、かなり期待してみました。

*あらすじ(HPより引用)

1984年、炭鉱労働者たちのストライキに揺れる、イングランド北部の炭鉱町イージントン。主人公ビリーは、炭鉱労働者の父と兄、祖母の4人暮らし。幼い頃に母親は他界してしまい、父と兄はより良い労働条件を勝ち得ようとストライキに参加しているため、収入がなく生活は厳しい。父はビリーに逞しく育って欲しいと、乏しい家計からお金を工面し、ビリーにボクシングを習わせるが、ある日、バレエ教室のレッスンを偶然目にし、戸惑いながらも、少女達と共にレッスンに参加するようになる。ボクシングの月謝で家族に内緒でバレエ教室に通っていたが、その事を父親が知り大激怒。バレエを辞めさせられてしまう。しかし、踊っているときだけはツライことも忘れて夢中になれるビリーは、バレエをあきらめることができない。そんなビリーの才能を見出したウィルキンソン夫人は、無料でバレエの特訓をし、イギリスの名門「ロイヤル・バレエスクール」の受験を一緒に目指す。一方、男手一つで息子を育ててきた父は、男は逞しく育つべきだとバレエを強く反対していたが、ある晩ビリーが一人踊っている姿を見る。それは今まで見たことの無い息子の姿だった。ビリーの溢れる情熱と才能、そして”バレエダンサーになる”という強い思いを知り、父として何とか夢を叶えてやりたい、自分とは違う世界を見せてやりたい、と決心する。
11歳の少年が夢に向かって突き進む姿、家族との軋轢、亡き母親への想い、祖母の温かい応援。度重なる苦難を乗り越えながら、ビリーの夢は家族全員の夢となり、やがて街全体の夢となっていく・・・

 *感想 

※公演後の興奮のまま書き連ねているので雑です

  • うまく表現できないのがもどかしいくらい良かった!!!作品自体も、演出も、役者さんも全部好き!これは私の見たミュージカル作品史上1位かもしれない…ほんとに心揺さぶられてドバドバ泣いた。もう1回見たい、、、行ける公演行くしかないな。
  • 座席は2階下手側(A席10000円)で、表情の細かいところまではオペラグラスなしでは見れなかった。が、やっぱりダンスをきちんと見たい作品だったので、あまりオペラグラスは使用せずそのまま見てました。というか、ダンスから目を離しちゃいけない…とオペラグラスを覗くのを忘れていました。
  • 作品背景を予習しておけばよかった。サッチャー政権では何が行われてたのか?イギリスの階級とは?という知識が足りず、ぴんと来なかった部分があったものの、観劇後調べて、あ~~だからあのセリフだったのか!Merry Christmas Maggie Thatcherでサッチャーがボロクソな言われようだったのはそういうことね!とか。意外と社会派な作品だった。
  • ビリーのエネルギーがものすごかった。ビリー役は歌・バレエ・タップ・演技とどれだけのものが求められる役なの?!空中に吊られたりもするし、こなさなければいけないこと多すぎと思った。しかも主役だからほぼ出ずっぱりで、舞台上を踊ったり駆けまわったり、、相当な体力がないとあんなの無理。舞台転換含め舞台の流れ覚えるだけでも大変そう。特訓したからとはいえ、それをこなせちゃうの本当にただただ凄い。。。
  • 私が観劇した回のビリー役は、中村海琉(かいる)さん。2008年生まれ、小6という事実にびっくり。2階の端っこにも伝わるエネルギーを放っていたし、Angry Danceなんか感情大爆発で迫力がすごかった。小さな体にそんなエネルギーあるものなの?あと、透き通るような歌声が好きでした。Electricityは、歌もダンスもビリーの見どころ満載ですね。バレエは未経験だったそうですが、あそこまでできるようになるものなの?努力ってすごい。オールダー・ビリーと踊るシーンなんて芸術でしかなかった。ビリー役はクワトロキャスト(なかなか聞かないですね)なので、他の役者さんが演じるビリーも見てみたい。
  • 個人的に記憶に残った役はマイケル。私が観劇した回のマイケル役は、日暮誠志朗さん。マイケルのキャラクター、とにかく元気で明るいのが全面に出ててよかったし、Expressing Yourselfでのタップダンスのキレキレ具合が目を引きました。
  • The Letterは2回とも号泣でした。。。なんでだろう、完全に感情移入してしまいました。
  • ビリーの父、兄の感情の上げ下げもすごい。父がクリスマスパーティーで歌う場面は感傷的に、父と兄で対立するところは激しく、ビリーの合格通知が来たシーンとかはコミカル、、と色んな姿見れた。
  • Electricityが個人的に好きな曲。楽曲全部が聴きやすくてよいなあと。エルトン・ジョンの作る音楽だからかな~?
  • 舞台構成(照明・舞台転換)がすごく良い。2階からだとそういう舞台の動きが全体見れて、良かったなあと感じた。
  • エンディングのシーン、ビリーが旅立つシーン、実際に客席降りて終わる終わり方いいなと思った(2階からは見れないけど笑)
  • カーテンコールのハッピーな感じとても好き。みんなチュチュ着て踊るとことか。ウィルキンソン先生・おばあちゃんまで完全なバレリーナの格好になるのね!
  • ビリーたち労働階級の方々は博多弁なのね!なぜ博多弁なのだろう?笑(原作がイギリスの田舎なまりっていう設定)
  • 全体総じて、子役のエネルギーには驚かされる。なんか見ているこちらが元気をもらいました。若くてパワフルなエネルギーが溢れていて、なぜ私はこんなに日頃疲れているんだろうか…?と思ってしまった笑
  • (めも)上演時間は休憩も入れて3時間きっかし。1幕2幕の間の休憩は25分。赤坂ACTシアターの会場のトイレは混雑しているけど、すぐお隣の赤坂Bizタワーに行けばトイレ普通にあるし、コンビニもあるし、ベンチもあるし、休憩はストレスフリーに過ごせた。

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あ~ほんと良かった。やっぱり生で観劇はよかった!また見に行きたい…

 

(追記)やっぱりもう1回見たくなって見てきました!
日時: 2020年10月10日(土)12:00~
キャスト: ビリー/利田太一、お父さん/益岡徹ウィルキンソン先生/柚希礼音、おばあちゃん/阿知波悟美、トニー(兄)/中井智彦、オールダー・ビリー/大貫勇輔、マイケル/河合慈杏

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ざっくり感想

  • 今回は1階席O列(S席14000円)だったので、前回よりステージが近く演者の表情も良く見えました。
  • ビリー役は利田太一さん。印象としては、しなやか、軽やかという感じ。体細いし、ジャンプは軽~く、ふわっとしていて、あまり重力感じない。ピルエットが美しい。オールダー・ビリーと踊るシーンすっごくきれいだった。ずっと見ていられる!!前回見た中村海流ビリーより、声が高め?なのか、子どもらしい印象を受けました(等身大な感じでとてもいい!)。中村海流ビリーのほうがどっちかというとはっきりしゃべるし大人な感じ?でセリフ聞き取りやすかった気がする。
  • 前回は2階席だったから気づかなかったが、マイケルがExpressing Yourselfでにっこにこだった。(今回のマイケル役は河合慈杏さん)表情まで見れるのはやはり良い。
  • 最後ビリーが旅立つシーン、ビリーがはけてからステージに戻るスピード早すぎてびっくりした(笑)